受講生からの中国語教室のおすすめ

中国語教室を選ぶ

今、カフェで留学生さんとお話をする、という形の勉強の仕方があります。
ただお話をしたいのであれば、それも構わないと思います。
ですが、遠回りせず、きちんと中国語を習得したいのであれば、確かな中国語教室を選ばれることをお勧めします。
最初の発音をしっかりと教えてくれる、日本人が間違えやすいポイントを分かっていて、きちんと教えてくれる、経験豊富な先生を選びたいものです。
また、中国各地の方言もあるので、それを分かって、きちんとした標準語(普通語)を教えてもらうことも大切です。

体験授業を受けてみましょう

先生のレベルや、授業の進め方を確認しましょう。自分の思う学習方法があれば、それを相談することも良いと思います。それから、教室の雰囲気、先生との相性も大切です。
一緒に学習を進めていきたい先生かどうか。
まずは、体験授業を受けてみましょう。

・中国語の発音は難しい

中国語の発音は、日本人にとって発音しにくく、聞き分けづらいものです。
まず、できればマンツーマンで、しっかりとした発音を身につけることが大切です。
私は初め、独学で中国語を勉強しようとしていました。
テレビやラジオの中国語講座を利用して勉強を始めました。
ところが、ある日気づいたのです。
私が、「ち」と発音しているものが、4つある???
j,q,zhi,chiが聞き分けられていないし、正しく発音できているかどうか分からなかったのです。
「そり舌」と言われても、本当にできているのか・・・。
やはり、中国語教室に通い、先生にチェックしてもらわなくては、と思いました。

・四声がやっかい

さらに、中国語には、四声があります。
これは、簡単に言うと、音の上げ下げですが、これを甘く見てはいけません。
まず、日本語は、日本人にとって、落ち着きがいいようにイントネーションができていると思います。
ですが、中国語の四声は、きっちりと決まっていて、日本人には、居心地が悪いように感じる四声の組み合わせの単語もあります。
これに慣れなければいけません。
さらに、日本語や英語なら、イントネーションが間違っていても、分かってもらえることが多いですが、中国語では、四声を間違えると、全く分かってもらえません。
以前、私が中国へ旅行したとき、「通行人」と言おうとして、「行人」xing↑ren↑と言うべき所を、xing↓ren↑と言ってしまったことがあります。
xing↑ren↑と、2声が続くのは、日本人にとって言い慣れない感じです。
つい、落ち着きのいい、xing↓ren↑と言ってしまったのですが、全く分かってもらえませんでした。
日本人からすると、話の内容から推測して、これくらい分かってくれるのでは?と思うのですが、四声をきちんと言い分けないと、通じないのです。
このように、四声も、中国語教室に通い、きちんと勉強し、そして、チェックしてもらうべき点なのです。

・変な癖をつけない

一度に習う生徒さんが大勢である場合、個別の発音指導ができにくかったり、生徒さんみんなで間違った発音をして、それに慣れてしまったり、また、独学で間違った発音を覚えてしまったりと、変な癖がついてしまう人がいるようです。
一度ついた癖を直すのは大変で、中国語学習が、遠回りになってしまいます。
やはり、できればマンツーマンで、発音の学習を始めていただきたいと思います。

・中国語の文法をしっかり学ぶ

中国語の文法は、発音に比べたら簡単です。
私は初め、発音だけしっかりと習ったら、後は独学で勉強しようと思っていました。
でも楽しかったので、そのまま教室に通っています。
その結果、やはり教室に通っていて良かったと思いました。
なぜなら、中国語には、「了」の使い方など、日本人にはとても理解しにくいものがあります。
日本人のとらえ方を理解していて、きちんと使い方を説明できる、信頼できる先生と共に学習していけることは、とても大きな助けになります。
また、補語など、どうしても慣れない言い方もあり、その都度、何度も直してもらっています。
それから、辞書を引いて、意味を分かったと思っても、実際の言葉、使われ方とは、ずれもあります。
成語などは特にそうです。
経験豊富で、日本語の上手な中国人の先生に解説してもらうことはとても良いと思います。

・中国語で日記を書いてチェックしてもらう

中国語を学習していく時に、特にお勧めなのが、日記を書くことです。
教室で習った文章は理解できたとしても、いざ自分の言いたいことを言おうとした時、どう表現したらいいのか分からなくなるものです。
ですから、日頃から、日常のことを中国語で日記に書くことをお勧めします。
もちろん、それは先生にチェックしてもらってください。
テキストには載っていない、生活に密着した言い方を知ることもあり、それもまた楽し、です。

・中国語の映画、テレビを見る

中国語の映画、テレビドラマを見て勉強することを勧めている人もいますが、それは、勉強がかなり進んでからがいいと思います。
特に、映画の台詞は、短い言葉で状況が分かるような単語が選ばれていて、かなり理解が難しいそうです。
ただ、私は、映画を見に行くと、周りを全て中国語に囲まれている感じがして、とても楽しく感じます。
そんな楽しみ方もいいと思います。
連続テレビドラマなら、映画よりは普段の言葉が多いそうです。
知っている言葉が聞き取れるのは、楽しいものです。
日本で放映されている、中国王朝の話には、成語が多く出てきます。
成語を探すのも楽しいです。
レベル、趣味に合わせて、映画、テレビドラマ、それから、歌なども取り入れながら学習することもよいと思います。

・余談ですが① ~独学は本当に難しい

中国語学習を始めようと思ったとき、テレビで中国語講座を見始めました。
ですが、週1回のこと、なかなか上達せず、さらに、その週1回も録画がたまっていくという状況でした。
「いつでもできる」(録画を見る)は、「いつまでたってもやらない」です。
その後、一念発起して、ラジオ中国語講座を毎日聞くことにしました。
1年半ほど続けたある日、先述の、「ち」と思っている発音が4つある!(j,q,zhi,chi)ということに気づき、中国語教室に通うことを決めたのでした。
曜日を決めて通う、宿題も出してもらう、そして、自分の中国語をチェックしてもらう、これが大切でした。

・余談ですが② ~なぜ中国語を選んだか

私事ですが、台湾に行き、とある台湾人のご夫妻に大変お世話になったことがあります。
中国語なら、日本語と漢字が一緒だから、お礼のお手紙が簡単に書けるのではないか、と全くの間違った考えで中国語の勉強を始めようと思いました。
ちなみに、未だにお礼のお手紙は出していませんが、もう時間が経ちすぎて、今更出せません。
もう一つ、その時ちょうど末子が幼稚園に行く年齢になり、時間ができるので、何か始めたいと思っていました。
英語を始める人が多かったですが、英語がとてもできる人は世の中にたくさんいらっしゃる。
中高で勉強した程度の私の英語力では、少し勉強したところで、太刀打ちできない。
でも、英語圏に行くことがあれば、身振り手ぶりも合わせて、私のつたない英語でも何とかはなるだろう。
だったら、カタコトの外国語の数を増やすのがいいのではないか、と思い至ったのです。
そして、今はというと、中国語が楽しすぎて、つたない英語はとうに飛び越して、結構中国語はがんばってしまっているのでした。
みなさんも楽しく中国語生活しましょう!
受講生 近藤様(投稿者:神戸三宮校 近藤 美樹 様)

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